Making of OLTUSブランドの話

#01
OLTUSの立ち上げ
Making of OLTUS

Making of OLTUS

代表取締役 白川淳一

店舗全体のブランディング、商品開発支援、各種コンサルティング等ブランド業務全般を担当

「こだわり」があっても伝わらない
全国の生産者さまの魅力や個性が詰まった商品たち

日本全国の生産地には、まだまだ知られていない商品がたくさんある。

私はこれまでの仕事で、日本全国の生産地を回り、さまざまな生産者さまにお会いしてきました。それこそ一年の半分は全国を飛び回っていた時期もあります。
そこで出会ったたくさんの商品に、生産者の皆さん。そこにはたくさんの魅力や、生産者さんの想い、それぞれの土地の個性など、たくさんの魅力があふれています。

けれど、それは流通していくうえで見えなくなっていき、どうしても消費者に伝わりきることはありません。仕方ないといってしまえばそれまでですが、これだけ素晴らしい想いが「ロス」となってしまい伝わり切らないというのは、私にはどうしてももどかしく思えたんです。

どうにかこの想いを、市場までお届けできないだろうか。
そして可能であれば、その市場で得られた情報を、また生産者さんにお伝えし、そこからさらによりよいものを互いに作れないだろうか。

それがこの「OLTUS」を立ち上げるきっかけでした。

「作って終わり」ではないブランドにしていきたい

気になるのだったら、自分でその仕組みを作ってしまおう。
そういったものを伝えるブランドをプロデュースしてしまおう。
その気持ちになったのは、私自身が「コンサルタント」として「伴走型支援」を心がけていたからです。

正直、コンサルタントというのは、アドバイスして終わり、
食品であれば「作って終わり」というケースも少なくないんです。
でもそれでは結局、作り手の理想だけで終わってしまいます。

それをこのブランドでは、「作って終わり」ではなく、誰かの手元に届くまで伴走できるようにしたい。

この「OLTUS」では、食品をつくる人とつかう人をつなげ、互いにとって新しく、かつ美味しいものづくりを実現したいと思っています。

人知れず紡がれた物語を届けたい

まだまだ日本の中小企業には、たくさんの魅力、可能性があり、人知れず紡がれては埋もれてしまった物語もたくさんあります。

その物語を少しでも知ってもらいたい。そうしてまた新たな可能性を、生産者にも、消費者にも広げて、新しいモノづくりをしていきたい。

大手メーカーとは違い、中小企業だからこそできる取り組み。
「OLTUS」はそんな面白さを味わうブランドになってほしいと思っています。

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